お母さんについて
今回の出張での一番の発見。
それはサニーヒルズにとってのお母さんの存在。
前の記事に書いた通り、南投にいる間は創業者のお母さんが作ったごはんを食べていました。
朝はおかゆに、生みたての卵を使った卵焼きに生姜のお漬物、自家製の豚肉のふりかけに豚の腸詰。夜は、お母さんの得意料理が並びます。香菜をたっぷりのせた肉団子スープに新鮮な青野菜炒め、焼き魚やトロトロに煮詰められた角煮・・・
食べる相手のことを一生懸命に考え、自分の出来る限りの愛情と栄養をいっぱいに詰め込んで
作られた料理は、とてもあたたかく穏やかな気持ちにしてくれます。南投の山奥で過ごす中で、この体験こそが、私たちの商品への思いにつながっていると実感しました。
南投には地元農家の方々が作った、日本で食べ慣れているものとは別次元の甘さを持つパイナップルがあります。こんなにもおいしいものがあるのだから、地元のパイナップルを100%生かしたジャムを作り、それにふさわしい材料を世界中から集め、自分たちが誇りを持てるパイナップルケーキを作ってみようじゃないか、と思い立ったのがSunnyHillsのはじまりです。
見た目はシンプルだが、農薬や保存料などの添加物を一切使わず、自分たちの知っている限り最上の作り方で、丹精込めて作るパイナップルケーキ。かたちは違えど、その思いはお母さんの料理と同じです。サニーヒルズのパイナップルケーキは、市場に出回る一番カロリーが少ない商品でもなければ、最高級の素材を使った商品でもありません。ただ、自分にとって一番大切な人のために作ったケーキです。
私たちの思いが詰まっているケーキを、大切な相手といっしょに食べてほしい・・・。
こんな理由から、私たちは母の日をとても大切に思っています。
母の日には、パイナップルケーキをおみやげに持ち帰り、お母さんと一緒に食べてほしい。
お母さんの手料理の味には負けてしまうけど、きっと楽しい会話と素敵な時間が広がるはず。
普段は仕事で忙しく、なかなか一緒に過ごす時間を取ることは出来ないけれど、パイナップルケーキをきっかけに、大切な人と過ごす素敵な時間が広がってくれたら嬉しいなと思っています。